2005年6月5日日曜日

OpteronでPC UNIX

職場でOpteronサーバをたくさん買ったので、いろいろなOSをインストールして試してみた。
Opteron250*2, 8GB

選択基準は、64ビット環境が使えること、Linux用の商用アプリが実行できること。

・FreeBSD/AMD64 6-CURRENT
個人的な趣味でまず最初に入れてみた。何回かmake buildworldしてCURRENTをおっかけていった結果、それなりに安定して動くようになった。
ただ、32bit環境との統合とか、Linuxバイナリの実行とか、ちょっと不安があったので、しばらく様子見。


・Debian
32ビット環境との統合が微妙。

・Solaris10
それなりに使えるし、完成度はなかなか。
でも、Linuxバイナリを実行する機能が、まだ提供されていない。2006年に延期とか?

・Fedora
いちばんまともなかんじ。というか、消去法で、これになってしまった。
使いたい某商用アプリのサポートプラットフォームがRHELだったし。


ということで、一応、ほかのOSは残したままデュアルブート可能にしておいて、Fedoraをメインに使っていくことにした。


おまけ

これまで、「MBM」というブートローダが気に入って使ってきたけど、Linuxをいれたので「GRUB」をはじめて使った。
これが、はまった、はまった。
複数のOSをインストールしておき、ブートするOSを選択すると、固まっちゃう。
どうも、BIOSの壁(1024シリンダとか8GBとかのやつだっけ?)にひっかかったらしい。よくわからないけど、GRUBの32ビットLBAをイネーブルしてみたら、ようやく動いた。

GRUBって、ある意味、なんかへん。先にOSをインストールしておかないと、ブートローダをインストールできない。順序が変なきがする。「多段ロケット打ち上げ方式」というブートローダの仕組み上、そうならざるをえないのは理解はできる。

でも、OSがブートできないので、GRUBの設定も変更できない。結局、OSのインストールからやりなおした。

なんかいいやりかたがあって、それを知らないだけなのかもしれない。FreeBSDだったら、1.1のころから使ってきた経験と勘があるけど、Linuxを使うのは、ほぼ10年ぶり。何事も、慣れが重要か。




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