2007年4月19日木曜日

500円マック

500円。ワンコインなマック・・・



5年以上前、ジャンクとして売られていたApplePower Macintosh 7200/120です。



単に、ちょっと変わったデザインのPCケースが欲しいな~ って気分で、中身をごっそりぬいて、x86アーキのPCにしてしまおうか、と考えていたのですが・・・ めんどくさくなって、何にもやってません。



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ジャンクだったので、もちろん動作保証なんてないし、メモリもHDDも外された状態で売られていたのですが、なぜかたまたま手元にあったDIMMメモリとかSCSI HDDをつないでみたところ、ちゃんと動きました。動きは、かなりのろかったですが・・・



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ためしに、LinuxPPCをインストールして動かしてみたりしました。ええ、動かしてみただけでした。大昔、MkLinux(MachベースのLinux)を使ったことがあったのですが、モノリシックなLinuxPPCは、MkLinuxよりは、だいぶ快適な動きをしていたと思います。



ただ、うちではもうFreeBSDが24時間動いていたし、そのうち、G3より前のPowerPCをサポートしたLinuxが、急速に衰えてしまったし・・・そのまま眠りについた、と。



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背面のインターフェイスは、Macでしか見たことのない25ピンDSUBなSCSIとか、別売りのアダプタを付け替えることで10Base-5なイーサネットのトランシーバケーブルとか10Base-2とかが接続できるようになる端子、10Base-T(たぶん)、プリンタ・モデム用のシリアル(RS-422)、Macでしか見たことのないコネクタなアナログRGB、ADB、外部スピーカー、マイク、って感じですね。
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G3以降のMacを私はぜんぜん使ったことがないのでわかりませんが、昔から、Macって、ドライバーを使わずに、簡単にふたを開けることができたんですよね。・・・いや、ノート型のPowerBookとか、SE/30など墓石タイプのMacとかは、逆に、あまり一般的でない特殊なねじを使ってて、Mac Openerという工具が売られていたりしましたっけ。

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PCIスロットが3本。黒い四角形が、PowerPC (601か?!)。ヒートシンクのみで、ファンはついてないですが、その上に、電源ユニットのファンがくる配置になっています。



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CPUのとなりのメモリスロットが、キャッシュメモリ(SRAM)。
幅の狭いメモリソケットがVRAM。たぶん、増設すると、解像度があがったり色数が増えたり、とかそんなことになっていたような。
広いほうが、DIMM。x86なPC用のDIMMも使えました。DIMMって、EDOのあと、SDRAMの前、くらいの規格でしたっけ?
シンガポールで組み立てたことになっています。1995年~96年ころの製品です。



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実は、96年ころ、新製品だったPowerMacintosh 7600/132をポーンと買って(30万円台くらいだった。すごい安かった・・・と当時は思ってた)、メモリを増設したり、VRAMも増設したり、CPUを交換したり(PPC604 132MHz ⇒ PPC604e 200MHz ⇒ G3 233MHz)、ビデオキャプチャカードを追加したり(内蔵のビデオキャプチャ機能では満足できなかった)、HDDをATAにしたり、100BaseTXなネットワークカードを増設したり、いろいろ手を入れつつ、今現在でもちゃんと使える状態になっています。1年に数回動かす程度ですが・・・



PowerMacintosh 7500/7600は、CPUが別ボード上に載っていてスロットにさすようになっていました(ファミコンカセットタイプのIntel Pentium IIを想像してもらえればいいかと。あれよりでかいですが)。



そのCPUがなぜか2つもあまっているのですが、残念ながらこのPowerMacintosh 7200では使えないのですね・・・



 







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