2006年7月25日火曜日

月刊アスキー パソコン雑誌を卒業

非常になが~い歴史を持つパソコン雑誌、「月刊アスキー」が、現在発売中の2006年8月号をもって、「PC誌を卒業」とのこと。通巻第350号。
最後は、昔の思い出を振り返る、みたいな特集になっています。懐かしいです。



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・・・それにしても薄いなぁ。厚さ1cmほどです。昔は、もっともっと分厚くて重たくて、広告もたくさんあって(広告のほうが多いくらいで)、なんかほんと、この姿を見て、さびしかったです。



先月、大幅なリニューアルをすると聞いて、「あー、やっぱりね。」と思いましたが、リニューアル後は、ぜんぜん違う内容の雑誌になるので、実質的には、廃刊、休刊と同義でしょうね・・・ちょっと寂しい、いや、すごく寂しい。



でも、でも、パソコンを世の中に広めるという使命は、立派に果たしたと、私も思います。おつかれ様でした。
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雑誌の月刊アスキーが、もっとも売れていたころってのは、おそらく、Windows95以後のパソコンブームのことだと思います。たしか、駅のキオスクとか、コンビニにも並んでいたような気がします。そのころは、私も、一通り目は通していました。でも、5年前には、もう読んでませんでしたねぇ。情報収集は、ネットで十分かな、みたいな感じで。



今回、(実質的に)休刊ということで、記念に買っておこうと思って、アキバに行ったとき、書店をのぞいたら・・・あれれ、売ってない。売り切れなのか?みんな思い出に買っていったのかな?それとも、もともと扱っていないのかな?
最近どうだったのかは知りませんが、月刊アスキーって買い取りになっていて、書店は、売れ残っても、返品できないんですよね(ハリーポッターもたしか同じ)。だから、そもそも、最近は、扱い部数が、激減してたんじゃないかな・・・朝日新聞の記事では、最盛期の2割の約4万部とのことです。



だって、パソコン雑誌として読むなら、まだ、週刊アスキーのほうが役に立つ気がします。
しかし、その週刊アスキーも、実は、リニューアル後の2代目の雑誌です。初代は、パソコン誌ではなく、一般誌として発行されていました(どっかの名物編集長を雇い入れて、立ち上げた雑誌だったはず)。たしか、半年くらいでさっさと休刊して、今のパソコン誌となったのですが、それもたしか、当時月2回刊のEYECOMという初心者向けパソコン雑誌を廃刊にして・・・だから、実質的には、EYECOMの週刊化だったという・・・



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 



古くからあるコンピューター関係の雑誌には、「I/O」と「アスキー」が現在まで生き残っていて、一時期、I/Oは瀕死の状態?みたいな感じでしたが、なんか、最近、少し息を吹き返してきているような気がします。
I/Oは泥臭いかんじ、アスキーは少しだけおしゃれな感じ(悪く言えば見栄っ張り)、そんなイメージを私は持っていました。



最終巻は、たまたま入った、小さな書店で見つけて買うことができました。特別定価1280円。高い・・・昔は600~700円くらいだった気がする。←いつの話だ!?



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