2007年2月21日水曜日

Rec-POT HVR-HD500Rの編集機能を使ってみました

去年買った





という毛色の変わったHDDレコーダ(?)を毎日使っていますが、これまで使っていなかった、というか、どうせ使いづらいだろうと思って、使うつもりもなかった「編集機能」を、気まぐれで試してみました。



昔のRec-POTには編集機能はなくて、途中から追加された機能です。たしかカタログかどこかに「簡易編集機能」と明記されていたので、普通の編集機能ではないだろうな(あんまり高度なことはできないんだろうな)・・・とは思ってました。



しかしリモコンには、わざわざ編集機能専用のボタンが用意されているくらいでして、そんなにどうしょうもない機能であるはずがない! と思っていたのですが、結論から言えば、

う~ん、これって、編集機能じゃないね。

正確に表現すれば、「見たい部分だけを切り出す機能」でした。



☆ ☆ ☆ 



超古い話で恐縮ですが、私は、かつてMacintosh IIfxとかで、Adobe Premiereというムービー編集ソフト(当時はバージョン1.0か2.0だった・・・)というソフトを触らせてもらったことがあって、ムービー編集ソフトってこういうもんなんだと刷り込まれていて、その後、PowerMacintoshを買ったときにも、バンドル版の機能が限定されたPremiereがついてたりしたので、なんとなくPremiereっぽいユーザーインターフェイスが気に入ってました。



さて、Rec-POTのはどうなのでしょうか?付属していた「製品別使用ガイド」を見ながら、やってみました。



今回やりたかったのは、番組のいらない部分を削除して、また、いくつかの部分に分割したい(3話分が含まれているので、2話目、3話目を1発で選択できるようにしたい)、ってことでした。結果を先にいってしまえば、「そーゆーことはできない」でした。残念ながら。



説明書を読むと、どうやら、切り出したい範囲を、IN点とOUT点で囲めばいい、というユーザーインターフェイスになっていて、ごく普通のムービー編集ソフトとまったく同じです。



切り出したい最初の画面で、IN点をうつ。
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おしまいのところで、OUT点をうつ。
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すると、1番目のクリップ(実は違うんだけど、それは後の話)が登録されて、2番目の編集に入る(と思ったんだけど、実は違う)。
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2番目も、同じように、IN点とOUT点を指定する。
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登録すると、なぜか、2番目ではなくて、1番目に登録されてしまいました。2本に分割したかったのですが、1本につながってしまったようです。なぜ?
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えー、製品別使用ガイドをじっくりと読み返してみました。(前回の)OUT点と、(今回の)IN点が連続しているときは、1つにつながってしまう、という仕様になっているそうです。



「なんだよ~、変な仕様だな。分割くらいできないのか!」 ・・・あとで判明するのですが、ここに大きな勘違いが・・・たしかに分割はできないのですが、変な仕様ではなくて、合理的な仕様だったのです。



仕方ないので、2番目のIN点を、1つ隙間をあけて、指定してみました。切り取られる部分があるときは、CUTって表示されるみたいです。



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OUT点を指定すると、今回は、2つめのクリップ(くどいですが、実は勘違い)が登録されました。
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同じような感じで、全部で3つのクリップ(同じく、勘違いです)を登録して、編集作業は完了。
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編集済みの番組は、タイトルリストで「E」というマークがつきます。
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さて、編集結果を見てみます。



・・・ はて? 2話め、3話めへ、どうやってジャンプするんでしょう?



どうやっても、ジャンプできない。 あれ?



ここでやっと理解しました。このRec-POTの「簡易編集機能」は、ムービーを分割するのではなく、見たい部分だけを選び出す機能なのである、と。



編集結果は、「プレイリスト」と呼ばれるものに並べられるんですが、プレイリスト内の特定の途中へジャンプする機能(チャプタを選んで再生する、みたいな機能)は、ないみたいなんです・・・

もしできるんだったら、やり方、教えて!

とどめは、この編集機能で、不要部分をカットしても、ハードディスクの空き容量は増加しないとのこと。つまり、編集でカットしても、依然として、ハードディスク内にデータが残ったままなんです。



ただし、ムーブすると、プレイリストに登録されている部分だけ、ハードディスクから削除されるそうです。





たしかに、「簡易編集機能」でした。



以上






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