2005年11月2日水曜日

ドラえもん 巻頭まんが作品集 (下)

「ドラえもん 巻頭まんが作品集 下巻」なるものを、某古書店で見つけて購入。



これは、ドラえもんの単行本、てんとう虫コミックスの24巻から45巻に収録されている作品のうち、各巻の1つめの作品をあつめてきて、1冊にまとめたものです。じつは、コミックスを全巻はもっていなかったりしますし、値段も安かったし、まあ、コレクションアイテムとしても持っていていいかな、ということで買ってみました。



巻末には、ドラえもん年表 1982~1997、てんとう虫コミックス「ドラえもん」作品リスト、なんていうものがついていて、ちょっとした資料として便利かも。。。って使うことはあるのか!?



作品も、けっこう笑えました。今になって読むと、味わいが深まります。たとえば、『のび太のなが~い家出』で、ママがキレながら言うセリフ「どうしてあんたにわかるのよ!」「無責任なこといわないで!!」とか、ぶっとんでていいですね(ちなみに、この話のエンディングはちょっと感動)。



『テレビとりもち』では、テレビのCMで、新しい味「タクアンガム」なるものがでると、当然なんだよそれ?と読者がつっこみたくなるところで、のび太も「モグモグ…………。あんまりうまくないけど、でもすごい。」と、いいリアクションをしてます。全体的にみて、どれも間がいいですね。



でも一番おもしろかったのが、各話の最後についてる初出掲載誌の情報です。当時の小学○年生の表紙と、おもな内容が紹介された1ページがついています。これが、なんとも味わい深い。



小学二年生の1980年12月号でのウルトラマンエイティなどにはじまって、ドリフとか、レッツ!サンバルカン体そう(なんじゃそりゃ)、たのきん ひみつ大学(なぜ大学?)、イモ欽のゲラゲラ名作、これがコンピューター絵画だ!、映画「伝説巨神イデオン」のすべて、すごいふろく マクロス宇宙ドライブゲーム(ぎゃははっ)、科学万博(「つくば」のほうね)、女の子のためのファミコン講座、WINKにおまかせ、・・・などなど1980年~1990年の時代風景がとても懐かしく感じられます。









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