2005年11月25日金曜日

ドラえもんクラブ (1)

ある日、何気なく立ち寄った書店で、目があってしまいました。10数年ぶりに旧友にあったかのような、なんとも言えない感覚。



20051124



小学館スペシャル
ドラえもんクラブ 1号
1994年3月1日発行
定価480円 (本体466円)

目次
◆藤子・F・不二雄スペシャルまんが
  大長編ドラえもん のび太と雲の王国 総集編・前編
  藤子・F・不二雄名作劇場 ウメ星デンカ 火星人がきたぞ
◆ドラえもん特別企画
  ドラえもんソーラーカー ソラえもん号 オーストラリア3000kmの冒険!
  SFすこしふしぎドラベンチャー ドラえもんの超恐竜探検
◆巻頭サービス
  藤子・F・不二雄先生サイン入り25周年記念おめでとう大ポスター
  ドラ(得)メッセージステッカー
  25周年記念おめでとう大懸賞
◆超ゲームコミック
  RPGドラえもん シズカ姫を救え!
◆連載25周年記念企画
  25周年ドラえもんグラフィティ
  タイムマシン物語(ストーリー)
◆すこしふしぎドラえもんシリーズ
  ドラ大学すこしふしぎ学科
  ドラえもんのことばのモト
  ドラえもんのことわざこうざ
  ドラえもんの指紋うらない
  ファンクラブ通信
  のび太と夢幻三剣士・試写会のお知らせ
  大懸賞応募アンケート
  藤子・F・不二雄ワールド
  ドラえもんクラブ2号予告



「やあ、ひさしぶりだね。ボクはここにいるよ」
そんな声が聞こえてきたかのようでした。



小学生のときにドラえもんを卒業して以来、すっかりドラえもんとはご無沙汰でした。毎年テレビで放映されたときに映画はみていましたが、よく「大長編のドラえもんは別物」といわれているように、映画になったドラえもんは、わりと楽しめるものだったからです。しかし、それ以外のコミックス、テレビアニメシリーズとなると、ああ、あれはもういいよ、という感じで、完全に見なくなって十数年が経過していました。



1969年12月発売の雑誌に掲載開始以来、マンガの連載開始25周年記念ということで、発刊がはじまったらしい?のが、この「ドラえもんクラブ」です。あきらかに読者対象が、小学生などの子供ではなく、かつてドラえもんを読んでいた大人だったことが、当時、とても新鮮に思えました。そういうことから、買ってしまったのだと思います。近年の、「ぼくドラえもん」、「もっとドラえもん」も、この「ドラえもんクラブ」路線の延長線上にあるといえるでしょう(これってショッピング・カタログ???という批判的な気持ちがしないでもないですが)。







その数年前に、「磯野家の謎」という書籍が発刊されたのをきっかけに、「謎本ブーム」なるものがまきおこったこともあり、これまで子供向けだと思われていたマンガやアニメについて、大人向けにまじめに語る本が世間に受け入れられる土壌ができていたのかもしれません。





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