2005年12月9日金曜日

ドラえもん のび太の創世日記

映画「ドラえもん のび太の創世日記」のパンフレット





20051208



これが私の「大人だけのドラえもんオールナイト」デビュー作品です(なんだそりゃ)。そして、「宇宙開拓史」以来、実に10数年ぶりに、映画館で見たドラえもんです。



近年は、ぴあでチケットがあっというまに売り切れていたようですが、あのころは、夜、上映開始1~2時間くらい前に映画館に行って、当日券を買って入れるくらいの、のんびりした雰囲気でした。



とはいっても、長い行列ができるし、館内では席がなくて、床に座ってみるくらい満員状態でしたが。ちなみに、定員以上の人を入れると、消防法違反になるとかで、まずいようです。



場所は、池袋の汚い映画館(当時)。なぜか、明らかに周囲とは雰囲気が異なる、ほろ酔い気分のおじさんが並んでいました。「オレ、昔、ドラえもんの仕事やってたんだよ。懐かしいな・・・」という感じなのかな?と勝手に想像していました。実際、関係者の方々が見に来ることもあったようです。



この作品は、1995年3月に公開されました。



その年の1月には、神戸で、大地震がありました。当初、映画の中では、地震で壊滅状態になるシーンがあったので、急遽作り直した、と舞台挨拶で、芝山監督が話をしていました。声優さんたちは、地震のあった神戸の方へ応援に行ったということで、舞台挨拶には来られませんでした。



同時上映の「2112年ドラえもん誕生」は、方倉陽二氏作の「ドラえもん百科」で有名になった数々のエピソード、いわゆる方倉設定を、原作者の藤子F先生が、解釈しなおして、新たに作られた作品です。方倉設定とは異なるところが多々あるのですが、一応、こちらの作品で描かれているものが、原作者公認の、公式設定ということになるようです。しかし、私くらいの年代の人たちは、子供のころに刷り込まれた知識のため、三つ子の魂百までといいますか、方倉設定のほうが親しみやすく感じるかもしれません。



このあとシリーズ化された「ドラえもんズ」は、この作品が初登場でしたっけ?



オマケの一言



「大人だけのドラえもんオールナイト」は、なぜ、大人だけなのか?



たしか、東京都の条例で、未成年者は映画のオールナイト上映を見られないことになっているから、だったと思います。



というわけで、あのKさんは、あと4年たたないと、参加できません。



映画のドラえもんは、大人が見ても楽しめる作品なんだけど、子供のいない独身男が、ちびっこたちがオープニング曲を大合唱するような雰囲気で、涙を流しながらドラえもんを見るわきゃーいかねーよねー、それってあぶない人だと誤解される、ものすごく苦痛で映画を楽しめない、そんな声がけっこうあったので始まった企画だと言われています。



ちなみに、二十歳になった人がいくと、初参加おめでとう!と祝福してもらえます。





P.S.



もうだめです。そろそろネタ切れです。これ以上つづけられそうもありません。



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